つやもちこんにゃく米

炊くだけで食感は変わらず糖質・カロリー30%オフ!

ダイエットはしたい。でもお米は食べたい! 他のものは我慢できてもお米だけはちゃんと食べたい! お米を食べなくちゃ食べた気がしない。そんなお米ラバーの方にとっておすすめがあります。やっぱりお米でしょ!

ダイエットとお米の悩ましい関係

つやもちこんにゃく米

ダイエットはしたいけれども、ついご飯を食べすぎてしまうという人は多いと思います。ここでいう「ご飯」は食事一般のことではなくて、お米のことです。食事全体を制限することができても、お米だけは食べたい、お米だけはどうしても食べたい、お米を食べないと食べた気がしない、力が出ない、やる気が出ない、という人は多いと思います。わたしたち日本人の体はお米でできているといっても過言ではなく、お米食べたい欲はDNAに刻みつけられているとしか思えません。
「痩せるためなら我慢はするけど、お米だけは無理!」
これはもうしょうがないのです。

そんなお米ラバーにとって悩ましいのが糖質ダイエットの存在です。数あるダイエット方法の中には胡散臭いものも多くありますが、糖質ダイエットは信憑性もあるし効果の出たという人も多いです。そうなのですが、これの大問題は、糖質というのは炭水化物のことであり、まさにお米のことだということです。
「お米を食べるな、なんて無理!」
「それだけは勘弁して!」
と多くの人が嘆き悲しんでいます。
なんとかならないものでしょうか。

つやもちこんにゃく米美味しい!つやもちこんにゃく米

糖質ダイエットって?

ここで糖質ダイエットについて振り返っておきましょう。何事も原因があって結果があるものですから、原因部分について正確な知識を持つことはぜひとも必要です。

炭水化物とは

つやもちこんにゃく米

人間の生命維持や健康のために必要な栄養素は3つに分けられます。これを三大栄養素といい、たんぱく質、脂質、糖質の3つです。
たんぱく質は筋肉や骨や皮膚の原料となります。これが不足した場合、脳の働きが鈍り、体力やスタミナが低下し、貧血、肌荒れ、抜け毛、病気に対する抵抗力の低下といった症状が起こります。
脂質は細胞膜を作ったりステロイドホルモンを生成したりします。これが不足すると、成長が遅れ、皮膚の湿疹やかさつき、血管がもろくなるなどの症状が出ます。
糖質は脳や筋肉が動くためのエネルギー源で、即効性の高いエネルギー源であり、不足すると疲労感や不眠、イライラといった症状が起こります。

エネルギー源としての脂肪の活用

炭水化物の役割はエネルギー源ですので、「お米を食べないと力が出ない」というのはまさにその通りです。これを制限したら痩せるかも知れないけど倒れたら意味ないじゃないか、と思ってしまうのですが、そこは人間の体というのはうまくできたもので、そのためにこの分厚くついてしまった脂肪があります。人間の体を動かすエネルギーとしては、まず糖質を使い、その次に脂肪を使います。糖質の摂取量が少なくなると、体内では脂肪を分解してケトン体というものを肝臓で作りはじめます。糖質の代わりにこのケトン体をエネルギーにして体を動かすのです。

血糖値の急上昇を抑える

糖質は即効性の高いエネルギー源で、体内にすぐに吸収され、血糖値が急上昇します。そうすると体はインスリンというものを分泌します。このインスリンの役目はずばり、余った糖分を脂肪に引き込み、溜め込んでいくということです。

なんでこんな仕組みなの?

つやもちこんにゃく米

人類は長らく飢餓状態で生きてきました。食べ物が豊富にあり肥満を心配しなければいけないのは近代以降の最近のほんの数世代の話であり、それよりも前はお猿さんから進化したばかりのころから何代目か前のご先祖様まで、人間はずっとひもじかったのです。
ずっと空腹で、それでも体を動かして狩りなり採取なりしなくちゃいけない。自分の体を動かさないと何もできないし、食べ物も手に入らない。だからすぐに体を動かせる貴重な糖質は必要な分だけ使って、余ったらすぐに脂肪として蓄えておき、糖質が手に入らなくなったらその脂肪を切り崩してして使うという、いじましい運用をしていまいした。
文明が進歩して、身体を動かさなくても糖分がたっぷりと取れるようになりました。しかし人間の体はそう簡単に変わるわけではないので、このいじましい運用システムが体内でフル稼働し、ご先祖様と比べて無為徒食の我ら近代人に脂肪をつけさせるのです。

全く炭水化物を取らないのも良くない

つやもちこんにゃく米

とはいえ、炭水化物を全く摂らなくても良いというわけでもありません。糖質の役割はエネルギー源だけではなく、疲労感や不眠やイライラを抑えるという効果もあります。摂らなくても良いものなら「三大栄養素」などとは言われていないわけで、そこまで人間の体にとって必須のものであるというのにはこのような理由があります。
人間は飢餓状態に最適化された身体の作りになっており、現代社会に生きるわたしたちは糖質を過剰摂取している状態にあります。ですから、糖質を「制限」して、本来のわたしたちの身体のコンディションに近づけることは悪いことではないのですが、炭水化物を全く摂らないというのも、やりすぎであるといえます。

しかしこの「制限」は難しいものではあります。わたしたちはご飯を食べるときに三大栄養素を知覚しているわけではないし、ケトン体の生成を体で感じられるわけでもありません。食べ物はおいしいから食べているのであり、それは習慣のものでもあります。
「お米を食べたい!」
というのは、制限しましょう、で済む問題でもないのです。
だから辛い。
ならば、お米に工夫をして、お米そのものに含まれる糖質を制限してしまえば良いという発想が出てきます。具体的には、お米と混ぜても違和感がなくて糖質の少ない食材を混ぜて、お茶碗1杯に含まれる糖質を制限してしまうというものです。そういった食材の一つが、これから紹介する「つやもちこんにゃく米」になります。

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つやもちこんにゃく米とは

つやもちこんにゃく米

つやもちこんにゃく米は植物としての稲ではなく、こんにゃくを加工した食品で、お米と一緒に炊飯して「ご飯」にしたときに、食感はほとんど変わらないけれども糖質とカロリーを30%カットするというすぐれものです。
ジャワ島原産の無農薬有機栽培で育てられた最高級の「ムカゴこんにゃく」を使用し、粒の大きさをお米と合わせることで、お米と混ぜて炊いたときの食感を違和感のないものにしています。
使い方は簡単で、お米を炊くときに洗わずに混ぜるだけ。お米2合に対してつやもちこんにゃく米1袋の割合です。後は通常の炊飯と同じです。これで糖質とカロリーを30%カットできます。ご飯をしっかり食べたい方にとって、お米の量を普段の3割減にしろというのは厳しい要求で、それができるのなら苦労はしないというのがお米ラバーたちの本音でしょう。それが無理なくできてしまいます。

気になる味の方は、普通にお米だけで炊いた場合と比べて特に違和感はありません。こんにゃくは独特の風味がありますが、つやもちこんにゃく米はその風味が出ないように原料と加工方法を工夫していますので、言われなければ分からないほどの違いしか出てきません。敏感な方はお米を炊いたときの香りに少しこんにゃくの香りがして気になるということもあるようですが、その場合はショウガを混ぜて炊くとよいです。炊き込みご飯だとなお良いでしょうね。

つやもちこんにゃく米
つやもちこんにゃく米

なお、こんにゃくは極めて低糖質低カロリーの食品ですが、カルシウムや食物繊維が多く、これを混ぜて炊いた結果、混ぜていないご飯と比べて、カルシウムは9倍食物繊維は5倍になるというのも嬉しいところです。
このようなつやもちこんにゃく米ですが、値段は1食あたり33円。無理のない価格だと思います。お米は毎日食べるものだから、高品質で安全でそしてリーズナブルな値段でなければ長持ちしませんが、つやもちこんにゃく米はそのニーズにピッタリのものといえます。